電気回路理論/線形回路の過渡応答

電気回路理論

 

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これまでの章では線形回路に電源がつねに──無限の過去から無限の未来まで──電流を供給している場合について考察してきた。しかし、現実の回路ではそのようなことはなく、ある時点で電源が接続され電流が流れ始める。そのような時、十分な時間が経過すればこれまでに見た回路動作をするであろう。これを定常状態(stationary state)という。しかし、電源を入れた直後からしばらくは、これとは異なる振る舞いをする。これを過渡状態(transient state)という。この章では、線形回路の過渡状態の電源や電圧のようす、過渡応答をみることにする。

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