高校で化学を履修した人向けの、化学熱力学の教科書。
絶対温度というマクロな物理量が、ミクロな分子の熱運動の激しさに対応していることを学ぶ。
化学熱力学における基本概念を学ぶ。化学エネルギー・力学的エネルギー・電気エネルギー・熱エネルギーの相互変換について学ぶ。
エントロピーが「断熱系における取り返しのつかなさ」の尺度であることを学ぶ。化学反応の進む向きが、標準反応ギブズエネルギーの正負から判断できることを学ぶ。
化学ポテンシャルが「分子が感じる居心地の悪さ」の尺度であることを学ぶ。