将棋/▲7六歩/△3四歩/▲6六歩

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3手目▲6六歩まで

お互いに角道を開けたあとで、先手が角道を止める指し方。

先手は振り飛車を志向するとこうした手順となる。この後後手は居飛車を志向するなら△8四歩、相振り飛車を指すなら△3五歩や△3二飛、△1四歩や、△5四歩なども考えられる。


△3五歩 編集

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4手目△3五歩まで

後手が相振り飛車を嗜好する指し方であるが、先手が5手目に▲2六歩と居飛車にするならば△3ニ飛から石田流本組を指すことが可能。w:大山康晴十五世名人が先手のときに多く指されていた。


△6二銀 編集

これは先手の3手目▲6六歩に対して飛車先の歩を突かずの居飛車にする意味である。

先手の作戦としては▲7八飛として本石田に組む作戦と、▲6八銀として矢倉を志向する指し方とが主流。

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図は、▲6五歩まで

図は2005年A級順位戦での谷川浩司対三浦弘行戦で、先手が石田流にした指し方である。


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図は△7五歩まで

図は1999年棋聖戦の羽生善治対丸山忠久戦で、これは4手目△6二銀に対して先手が矢倉を志向した例である。後手の作戦としては8筋を突かずに他の指し手を指すなどの素早い動きが可能となっている。


『イメージと読みの将棋観2』(2010年、日本将棋連盟)によると、1998年から2010年にかけて公式戦で930局指されて先手が542敗して、勝率が4割1分7厘となっており、後手としてはかなりの有力作戦となっているという。そして作戦の内訳は先手5手目に石田流志向の▲7八飛は231局で先手の112勝119敗、矢倉志向の▲6八銀が先手の130勝215敗で、データでは矢倉にすると先手が苦戦を強いられているという。


脚注 編集


参考文献 編集

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