恩赦法第1条

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条文

（恩赦の種類）

第1条

大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権については、この法律の定めるところによる。

翻訳

(Types of Pardon)

Article 1

General pardons, special pardons, commutations of sentence, exemptions from the execution of sentences, and restorations of rights are governed by this Act.

旧恩赦令

第1条

大赦、特赦、減刑及復権ハ本令ノ定ムル所ニ依ル

解説

本条は、恩赦の種類について定めている。

恩赦とは、「行政権によって、国家刑罰権を消滅させ、裁判の内容を変更させ、又は裁判の効力を変更若しくは消滅させる行為」をいい、(1)政令恩赦（政令をもって一律に行う恩赦）と、(2)個別恩赦（特定の人に対して個別に行う恩赦）の2つに大別される。

本条においては、(1)大赦、(2)特赦、(3)減刑、(4)刑の執行の免除、(5)復権の5種類としている。これらのうち、大赦、減刑、復権が政令恩赦であり、特赦、減刑、刑の執行の免除、復権が個別恩赦として規定される。

参照条文

• 日本国憲法第73条
• 恩赦法第2条（大赦）
• 恩赦法第4条（特赦）
• 恩赦法第6条（減刑）
• 恩赦法第8条（刑の執行の免除）
• 恩赦法第9条（復権）

脚注

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