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芸術科目の選択について
(芸術科目の選択について)
学校にもよりますが、法律で定めれれている必修科目や学校が定めた必修科目はあるものの、それら必修以外の科目は選択科目になります。
**主な選択科目(2013年度以降)
*** 地歴科:世界史A・B、日本史A・B、地理A・B(世界史A・Bはどちらかを必ず履修しなければなりません)
*** 公民科:現代社会、倫理、政治経済
*** 理科:化学基礎・物理基礎・生物基礎・地学基礎、物理・生物・化学・地学
*** 芸術科目:音楽、美術、書道、工芸
 
現代(2015年に記述)では、高校2年から、理科や社会科などで選択科目が多くなります。特に理科では選択科目が多く、たとえば「物理基礎」が選択科目に回ることもあります。文系コースなら2年では「地学基礎」や「生物基礎」を履修で、理系コースなら2年では「物理基礎」を履修、という具合にです。「物理基礎」・「物理」など物理系の科目は独学が難しく、生物や地学よりも物理は独学が困難なので、理系大学を志望する人は、地学よりも、なるべく物理系を優先的に履修して、物理・化学・生物の3分野を優先的に学ぶほうが良いでしょう。地学分野は、文系生徒がセンター試験対策のために暗記科目として学ぶというのが現状です。2年生レベルの物理を履修してない人が、高校3年で物理を挽回するのは、かなり困難であり、事実上は絶望的です。
=== 赤点について ===
定期試験の結果が基準点を下回ると赤点(不合格点)となります。学校によりますが、おおむね「固定された点数(30点など)未満」か「平均点の半分未満」だと赤点となります。赤点をとってしまった場合にはいくつかの処置がとられます。
# 補習参加の上、追試で一定点をとれば合格とする。
# 補習はないが、追試で一定点をとれば合格とする。
# 補習参加の上、課題を提出すれば合格とする。追試はない。
# 補習に参加すれば合格とする。追試はない。
一部の高校では救済措置が一切ないという場合もありますが、ほとんどの高校では、よほど普段の素行が悪くない限り、そうしたことは起こりません。
 
== 文理の選択 ==
 
3年生での科目選択では、理系志望の場合、なるべく数学IIIや新課程物理(旧物理II)などの3年生用の新内容の理系科目を履修したほうが良いでしょう。たとえば数学IIの未履修分野の履修よりも、なるべく数学IIIを理系生徒は履修するべき、というようにです。高校によっては、理系コースの場合は、そもそも3年の数学履修では数学IIIしか理系コース生徒が履修できないように制限していたりして、文系コースのみ3年で数学IIの未履修分野の履修に当てる、などの制限を取っている高校もあります。
 
 
== 芸術科目の選択について ==
高校の普通科の「芸術」教科では、音楽/美術/工芸/書道などの4つの芸術科目うち、どれか1つの科目が、1年生は必修です。2年以降は、選択性だったり、高校によっては履修できない場合もあります。
 
そして2つ以上は、選べません。つまり、美術と音楽を1年で同時に履修する、というのは、原則的に無理です。
 
 
さて、1年で履修にえらぶ芸術科目は、自分の本当に興味ある科目を選んだほうがイイです。
 
たとえば、お絵描きが好きなら、美術を選ぶべきです。この場合、音楽や書道などは選ばないほうがイイです。
 
なぜかというと、高校の芸術科目では、けっこう専門的な話題を教えます。
 
たとえば音楽科目では、アフリカの民俗音楽とか、ヨーロッパの民族音楽とか、そういうのも習います。
 
中国や韓国などの音楽も習います。
 
ドイツの作曲家のつくった曲は、いちぶの曲の歌詞がドイツ語で検定教科書に書かれてたりします。フランス人の作曲家の曲は、題名がフランス語で書かれててりします。
 
検定教科書に、ドイツ語の発音集とイタリア語のつづりと発音集が書いてあったりします。
 
そのほか、音楽史など、中学よりも、もっと細かいことを教えます。
 
このように、中学までとは違って、けっこう専門的です。
 
そして、このような専門的なことは、興味がないと、ほとんど身に付きません。
 
お絵描きに興味があるのに、「知見を広げよう」とか思って音楽科目を履修すると、上記の内容を練習するのに時間をついやすハメになり、肝心のお絵描きの練習ができません。
 
もしあなたが、「お絵描きは好きだけど、社会科の歴史科目の参考として高校音楽の教科書にある音楽史の単元も勉強したい」とか思うなら、まずは美術を選択科目として履修するのに決定したあとに、あとから高校音楽の検定教科書を、検定教科書の取次店(とりつぎてん)で自費で購入すれば済みます。
 
 
== 高校の転校は条件がキビシイ ==
推薦入試やAO入試を行っている大学では部活などの実績が考慮される場合がありますが、基本的に、多くの高校生は一般入試で大学進学することになります。
 
以上のように、大学入試では部活や委員会などが考慮されないこともあり、高校生ごろから、受験以外の学校での課外活動をする人は減っていく傾向があります。このため、委員会活動などが、あまり周囲の生徒の興味・関心を集めなくなる場合があります。
 
中学ではクラス委員などというと尊敬される場合が多いかもしれませんが、高校では学校によってはクラス委員活動とかにあまり関心を待たず、クラス内にいるクラス委員も、あまり尊敬されない場合があります。
 
== 職業高校への編入を検討している場合 ==
高卒で就職する場合は、多くの企業は普通科卒よりも職業高校卒を雇いたがるという現実があります。家庭の経済事情で、大学への進学が難しい家庭はこの事に注意してください。
 
大学進学は、工業高校や商業高校などの職業高校(今では専門高校と言う。)の卒業生でも、法的には大学受験が可能です。
 
ですが、現実的には受験対策などの普通科との差で、職業高校からの大学進学は困難です。
 
 
農業高校では、少しは農学的なことや最近ではバイオテクノロジーの初歩も教えますが、しかし、農業高校での教育の多くは職業訓練です。バイオテクノロジーの初歩なら、普通科の生物の参考書にも紹介されてますので、べつにバイオを教わるために、わざわざ農業高校に進学する必要はありません。
 
高卒で就職する場合は、多くの企業は普通科卒よりも職業高校卒を雇いたがるという現実があります。家庭の経済事情で、大学への進学が難しい家庭はこの事に注意してください。
 
また、職業高校は生活指導などが意外と厳しいです。
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