「高等学校日本史B/占領と改革」の版間の差分

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== 日本国憲法の制定 ==
1945年後半、GHQは幣原内閣に憲法改正を指示した。日本政府は「憲法の自由主義化」のもとで憲法調査会を設置し、憲法草案を作らせたが、それは依然として保守的(=GHQからすれば「全然反省していない」という風に見えるということ)なものであったため、GHQが憲法草独自の改正案を作成しようとした。
 
そして、その改正案をもとに、日本政府は民間の憲法草案や外国の憲法を参考に、憲法草案を作成した。そして1946年4月に、憲法改正草案として公表した。
:(※ 範囲外: )GHQは天皇を占領政策の遂行に利用するため、天皇の戦争責任を追及することに積極的な国々が含まれる極東委員会を開催する前に憲法の制定を既成事実化する必要があったからである。(天皇を戦犯として追及したら反米感情が高まり占領政策の実行に支障をきたすのではないか、という考え)
 
日本国民は、この憲法草案を賞賛し、帝国議会はこの草案をもとに正式な憲法をめざして審議に入り、1946年11月3日に日本国憲法として公布され、翌1947年5月3日から施行された。
:(※ 範囲外: )GHQによる草案は、高野岩三郎らによる国民主権などをその特徴とする憲法草案が参考にされたため、必ずしも「押しつけ憲法」とは言えない。
 
:※ 新憲法の内容については、読者が中学で習ったとおりなので、wikibooks本ページでの説明は省略する。
 
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