「学習方法/中学校国語」の版間の差分

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参考書を買う以外には、入試に向けての自習での勉強は、やりようがない。あるいは塾にでも通って、国語の教材でももらわないかぎりは、入試対策の国語の自習のしようが無い。
 
 
なお中学国語の参考書の場合、レベルの高い参考書のなかには、現代日本語の文法の単元で、大学レベルの専門的な内容が書かれているものがある。(たとえば、日本語のなかに見られるアイヌ語の例として「ししゃも」などを紹介したりとか。ほかにも、「平仮名」とか「片仮名」の仮名(かな)とは、真名(まな)の対義語で、真名とは漢字のことだとか。そういう知識が、一部の参考書に書いてある。)しかし、高校入試や大学入試にはそこまで出ないので、現代日本語の文法関連の単元には、そこまで深入りの必要は無い。レベルの高い参考書の、文法の単元で、本文中でなく、脚注や傍注などに備考的に書かれている内容は、そのような大学レベルの内容の知識が混ざっているので、暗記の必要は無い。
 
「仮名」と「真名」の関係とかは、(国語科の)教師には必要な知識だが、中学生には不要である。
 
 
しかし、日本の高校では、中学と違って、あまり現代国語の文法や現代日本語の成り立ちについて教育しない。そのような事情もあってか、中学の参考書のほうに、一部、大学レベルの細かい話題が書いてある。
 
 
 
それよりも、標準的なワークブックなどの文法問題が解ければ、入試対策としても、文法の勉強はその程度で十分である。もともと、高校入試や大学入試に、あまり、現代日本語の文法の細かい問題は出ない。