「学習方法/高校英語」の版間の差分

(==== 英検などは後回し ==== 英検2級は、そんなに簡単ではありません。簡単でないからこそ、「準2級」が用意されているのです。 昔から「英検2級は高校卒業レベル」などと言われますが、果たしてそう言っていて英検2級を取得している人の何人が、高校レベルの数学3Cやら物理2などを習得できているのか、はなはだ疑問です。)
 
=== 文法参考書の選びかた ===
インターネットで参考書の形式やレベルなどを調べたり、または、教師や塾講師、チューター、同じ学生などからの評判なども参考にしながら、実際に書店で参考書の内容を閲覧するなどして選ぶといいだろう。また、古本屋などで参考書を購入すると出費を抑えられる可能性が有る。
「高校生向け」だけをうたっている文法参考書を選びましょう。
 
なお、書店の文法参考書コーナーには、大学で語学を専門的に勉強する人むけの文法参考書も売っている場合もありますが(研究社や旺文社のヤツ)、そっちは高校生には負担が重いです。
 
とくに研究社の分厚い文法参考書は、専門的すぎて荷が重過ぎなので、高校生には不要ですし、一般の大学生にも高負担ですし、翻訳のバイトですら使いません。研究社のあれは英語教育学などの研究者や、ベテランの英語教師あたりがつかうものでしょうか。
 
その他、高校以上・大学生向けをうたっている旺文社『ロイヤル英文法』は、大学入試に出ない「名詞(Noun)」とか「代名詞(Pronoun)」とか「動詞(Verb)」などの用語の英語が書いてあり、やや受験範囲とはズレています。ただし、こっちは少し平易で、内容がやや高校レベルに近いです。
 
ともかく、上述の研究社や旺文社のヤツ'''ではなく'''、「高校生向け」だけをうたっている文法参考書を選びましょう。
 
== 熟語 ==
=== 熟語の実務とのズレ ===
日本の大学入試の傾向は、実用英語とはズレています。
 
典型例のひとつが熟語です。
 
ある熟語集を見ると、put together ~ で「組み立てる」という熟語があるのですが、普通、組み立てることを言う場合は「build」を使いますし、このほうが簡単です。やや専門的な言い方をする場合は assemble を使います。
 
専門的な仕事では、誤解を防ぐために、put のような複数の意味があって読者に意味を誤解されかねない表現は、仕事の書類では避ける傾向があります。だから現代の仕事で使うなら、build, assemble などの具体的な表現のほうが好まれる場面が多いでしょう。実際、IT業界や製造業では製品の組み立てはそうです。
 
すると、「put together」を使う場合というのは、実用面では(「ない」とは言えませんが)、かなり限られてきます。
 
たとえばIT業界の人が、製品以外のものの組み立てを説明する際、人によっては、製品との区別をするために、もしかしたら使うかもしれません。そういうのを分かった上で put together のような熟語を学ぶなら別にかまいませんが、しかし市販の熟語集を見てもそういう実務との兼ね合い的なことは書かれていません。
 
実用を考えるなら、その熟語を使わないと表現しづらい事項などがあるなら、その熟語を使えばいいと思いますが、どうも市販の熟語集を見ても、そういう考えの形跡は見られません。
 
どうも出題者がやみくもに、辞書か何かをみて、たとえば「put も高校範囲だ! together も高校範囲! よっしゃput together も出題できるぞ!」的に短絡的に構成する単語が高校範囲の単語の熟語だからって出題しているように見受けられます。
 
しかも、私立だけでなく国公立にも、そういう感じの熟語が出題されています。
 
正直、出題者の知的レベルが信用できず、あまり付き合いたくない人種ですが、とりあえず熟語集に目を通すぐらいはしたほうが入試対策としては良いでしょう。
 
あるいは、こういった熟語の練習は、なるべく後回しにするほうが良いかもしれません。しかも、そういう、「いや、この表現、実用ではあまり使わないだろ」と疑問を感じるような熟語が、熟語集では前半のほうにあったりします。
 
 
こういう事が分かってくると、熟語集での勉強の仕方が分かってきます。
 
つまり単語集は、けっしてやみくもに前半から覚えようとするのではなく、覚えられない単語は後回しにして、とりあえず単語集を一周するのを早めに行うのです。もう高校1~2年のうちあたりに、さっさと1周したほうが良いでしょう。一方、世間には「前半からコツコツと暗記」とか教育論を言っている人がよくいますが、しかし知ったかぶりの人であるのが上述の考察からの結論ですので、そのような「知ったかぶり」人間を相手してはいけません。
さて、単語集の前半のほうにも、実務ではあまり使わないだろう熟語、つまり、より平易な表現に言い換えることの多い表現がよくあります(少なくともこのセクションのある編集者が、ネット上の海外英語では見たことない表現がいくつもありました)。
 
たとえば come by ~ 「入手する」もそうです。旺文社「英熟語ターゲット1000」や桐原「データベース4500」にあります。
 
come by ~が「入手する」の意味でつまり get やobtain の意味なら、「それビジネス英語なら get でいいじゃん。あるいは、もし学者やら役人などが本格的に細かく話すなら obtain のほうが高尚で便利だし。」のように、実務においてどっちつかずそうな熟語でも、しかし熟語集の前半のほうに多くあります。
 
中学1~2年で習うレベルの単語の組み合わせで作れるマニアックな熟語がいくつかあるので、学習時に注意が必要です。単語集では編集の都合上、そういうマニアック熟語が前半のほうに書いてありますが、正直、後回しにすべき熟語です。
 
== リスニング ==
まずは、前提となる単語力をつける必要がある。その上で、参考書で、音声CDつきの参考書などで聞き取り練習をするなどすればいいだろう。また、例えばYouTubeやTEDなどで自分の興味のある分野の英語を聞くなどしてもいいだろう。
単語の記憶量が増えれば、聞き取り能力なども、自然と上達します。裏を返せば、どんなに英語の音声を聞いても、まず単語練習をしないと聞き取り能力は上達しません。入試ではリスニングそのものは、英文読解などよりも出題の比率が低めですが、しかしリスニング練習は語学の際に単語を覚えたりするのに有効な練習法ですし、リスニングも出題されうるので、リスニングを勉強をするのをオススメします。
 
さて聞き取り練習するなら、参考書で、音声CDつきの参考書が売ってますから、それを買ってください。けっして、まちがって
大人向けの英語CDなどの教材を買わないでください。高校生が買うべきは、あくまで、高校生向けの教材です。
 
べつに、英語ラジオのAFN(米軍放送網)などを聴く必要はありません。同様に、べつに英語のネット動画を見る必要もありません。テレビの国際放送とかの英語音声も聞く必要がありません。それらのメディアは、べつに、英語教育用には製作されていません。それらのメディアを英語のリスニング学習に流用しても、非効率です。
 
 
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