「高等学校政治経済/政治/国際政治」の版間の差分

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椎楽 (トーク | 投稿記録)
やれやれ。ここまで戻さないとダメだったか。
タグ: 手動差し戻し
→‎日本の外交問題: 事実関係の部分を正常化。「政府見解について」を出しているので議論に応じてください。
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※ ただし、自民党政権は、「強制連行」という表現をあまり好んでおらず、2021年4月には「徴用」・「動員」などが適切だという閣議決定を(自民党は)出している。
 
:※ 思うに、「強制連行」という言い方だと、慰安婦の強制連行説との区別がつかなくて紛らわしいのでため、「徴用工」のほうが正確とは思うする見解がある。実際、2022年度の教科書検定では「強制的に動員」という東京書籍の修正後の表現が検定を通過している。慰安婦は、べつに日本で働いたわけではないので、徴用工とは(似ている点もあるが)別問題なので。
 
 
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なお、1990年代の時点から中学教科書には従軍慰安婦の記述が存在した。その後、「性に多感な中学生の時代に、売春施設の歴史を教えたりするのはマズイのでは?」とか「資料集に史料として提示されている画像に、SM画などのポルノ画などが混ざるのは教育的にマズイのでは?」いう教育的配慮の必要性が議論され、そのためか西暦2000年以降、「従軍慰安婦」の記述は(義務教育ではない)高校課程に移動になった経緯がある。けっして、2020年代になって山川出版がいきなり慰安婦の記述を中学教科書で始めたわけではないので、勘違いしないように。
 
こういう教育史の背景事情があるので、なので山川の中学教科書の慰安婦の記述をみても単に「女性が戦地に設けられた慰安施設には、朝鮮・台湾中国・フィリピンなどの各地から女性が集められた。(いわゆる従軍慰安婦)」といった漠然とした事しか書いてないわけであろう。もし慰安所に集めて何をしていたか書いてしまうと、中学課程では上記の教育的配慮の問題に差し障り(さしさわり)があるので。
 
なお、山川出版よりも前に、「学び舎」(まなびしゃ)という新興の教科書出版社が、2010年台後半から中学歴史の検定教科書を出しており、その検定教科書に「慰安婦」の記述がある。