「高等学校日本史B/弥生時代」の版間の差分

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==弥生時代==
 
弥生時代の特徴としては  
:①金属器  
:②弥生土器
である。
である。②の金属器とは、青銅器と鉄のことで日本の場合同時に伝来されたとしている。また機織の技術も伝えられる。
 
一方、沖縄地方では漁労を中心とした貝塚文化が、北海道地方では縄文文化を継続した続縄文文化作られていた。続縄文文化は次第に擦文文化・オホーツク文化となる。
 
水稲耕作が盛んになり数々の遺跡がある
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貯蔵は高床倉庫となる。
 
弥生土器の特徴としては 
:①薄手で硬い  
:②赤褐色(高温で焼く)  
:③無紋 
である。 
また種類がいくつかあるので覚える。漢字が難しいが書けるように
#壺(つぼ)  貯蔵用
#甕(かめ)  煮炊き用
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青銅器は 
青銅器は 銅鐸(近畿地方) 平形銅剣(瀬戸内) 銅矛・銅戈(九州)を覚える。これらは祭器として利用されてきた。
:銅鐸(近畿地方) 
:平形銅剣(瀬戸内) 
:銅矛・銅戈(九州)
を覚える。これらは祭器として利用されてきた。
遺跡は大量の銅剣や矛が出てきた荒神谷遺跡(島根)や一箇所での最大量の銅鐸が出土した加茂岩倉遺跡(島根)が有名である。
 
 
また灌漑利用などで争いが絶えず、高地性集落と呼ばれる山、丘の頂上に暮らしたり(紫雲出山遺跡(香川)など)や
集落の周りに濠を作った環濠集落(かんごうしゅうらく)と呼ばれるものを創り上げた。 
:①吉野ケ里遺跡(佐賀) 
:②唐古鍵遺跡(奈良) 
:③大塚遺跡(横浜) 
:④池上曽根遺跡(大阪)
が有名。
 
 
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これは『漢書』地理志(著者:班固)の抜粋である。(黒太字のところは暗記してください)
 
つまり、
つまり、①倭国は100国位に分裂していた ②楽浪郡に倭国のリーダーが使者を派遣した。 ということである。
:①倭国(わこく)は100国くらいに分裂していた。 
:②楽浪郡(らくろうぐん)に倭国のリーダーが使者を派遣した。 
ということである。