高等学校家庭総合/どうしたらお互いに理解できるかな?…家族の人間関係と家族の問題

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家族は一番近い人間集団

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一番近いけど、意外とお互いの事は解っていないかもしれません。

家族なんだから、わかっている、わかってもらえているとついつい考えますが、意外とそうではなく、些細なことで大喧嘩になってしまう事もありますよね。

この国は儒教的な倫理観が常に主流だったので、親の権威も絶大ですし、常に親の意見がすべて正しいという展開になりがちですが、今後未来にかけてはもう少し子供の意見、立場、権利が見直され、子供の主張や自主性が尊重され、より穏やかで豊かな家族関係が出来てくると良いと思います。

コミュニケーションと時間の経過

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コミュニケーションが大事だとはよく言いますが、この言葉は特定の慣れ合った集団に不当に利益を与えることも多いように思います。

コミュニケーションがスキルだという言及も欺瞞でしょう。特定の安易に通じ合った多数派が、自分たちはスキルを持っていると主張したいだけではないかな?

しかし困難だろうと安易だろうと家族関係もまた、コミュニケーションの一形態でしょう。

個性として通じ合うものがあれば、割とスムーズにコミュニケーションできますが、逆に許容できなくて反目しあう事も多い。

家族は一番近い他者ですが、近ければ優位な事も、逆に困難なこともあると思います。

しかし結局家族にしてもそれ以外でも、コミュニケーションなんて学校で座学でまなぶものではない。実際に自分が生きて、生活して、家族と、他者と接して、何かを見出すしかないでしょう。

家族に起きている問題

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実際家族関係が破綻すれば、もちろん家族関係だけではなくあらゆる人間関係で、様々な問題が発生することになるでしょう。

夫婦間暴力(DV)、親子間暴力(家庭内暴力)、子供や高齢者への虐待、毒親とか、SNSやゲーム依存、引きこもりや登校拒否、その手の話題はテレビや新聞、インターネット、あるいは日常の会話でも、溢れていると思います。

実際に世にその手の話題があふれているという事は、誰でもいつでも、その手の問題に悩まなくてはいけなくなる可能性があるという事でしょう。

実際世の中でまことしやかに語られていることも、その実相は語られていることと大きく違う事も多い。

ネガティブな話題ではなく逆に美談や成功談も多いですが、本当に語られているように素晴らしい、美しい人たちなのかは結構疑問もありますよ。

結局これも学校の座学で何とかなることではないでしょう。自分自身で生きて、この社会と家族、人間について知っていくしかありません。