高等学校情報
高校の共通教科・専門教科「情報」の教科書を収録します。
普通科目
編集2022年度から施行される学習指導要領では、必修科目が「情報I」に一本化され、さらに発展科目として「情報II」が設定された[1]。
高等学校の情報科について
現代社会において、情報と情報技術はますます重要になっています。
そのため、高等学校においては、情報科目が設置されています。この科目の目標は、情報及び情報技術を活用するための知識と技能を習得させ、情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに、社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ、社会の情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てることです。
この教科では、「情報活用の実践力」「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」の3つの要素があります。これらの要素は相互に関係し合っており、単独で存在するのではありません。また、理系や文系といった分類は行われませんが、科目によっては内容に若干の傾向が見られることがあります。
現在、高等学校においては、情報Iおよび情報IIという科目が設置されています。情報Iは、情報に関する見方・考え方を働かし、情報技術の活用を行い問題の発見や問題の解決を行う学習活動を通して、情報社会に主体的に参画するための資質・能力を育成することを目標としています。情報IIは、情報に関する見方・考え方を働かし、情報技術の活用を行い問題の発見や問題の解決を行う学習活動を通して、情報社会に主体的な参画を行い、その発展に寄与するための資質・能力を育成することを目標としています。
一方、令和3年度入学者までの科目としては、普通教科の「社会と情報」と「情報の科学」があります。社会と情報は、情報が現代社会に及ぼす影響を理解させるとともに、情報機器等を効果的に活用したコミュニケーション能力や情報の創造力・発信力等を養うなど、情報化の進む社会に積極的に参画することができる能力・態度を育てることに重点を置いていました。旧課程 普通科目
編集専門科目
編集※ 工業高校の情報技術系科目とは、別科目です。
- 高等学校情報 情報産業と社会 2-4単位
- 高等学校情報 課題研究 2-4単位
- 高等学校情報 情報の表現と管理 2-4単位
- 高等学校情報 情報と問題解決 2-4単位
- 高等学校情報 情報テクノロジー 2-4単位
- 高等学校情報 アルゴリズムとプログラム 2-6単位
- 高等学校情報 ネットワークシステム 2-6単位
- 高等学校情報 データベース 2-6単位
- 高等学校情報 情報システム実習 4-8単位
- 高等学校情報 情報メディア 2-6単位
- 高等学校情報 情報デザイン 2-6単位
- 高等学校情報 表現メディアの編集と表現 2-6単位
- 高等学校情報 情報コンテンツ実習 4-8単位
参考資料
編集関連項目
編集- ^ “新学習指導要領のポイント(情報活用能力の育成・ICT活用)” (2019年5月21日16:15:21). 2021年10月25日閲覧。