高等学校歴史総合/情報通信技術の発達

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情報通信技術の発達と社会の変化

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戦後の情報通信技術の歴史を説明します。1970年代を迎えると、パーソナルコンピューター(パソコン)と携帯電話が生まれました。1990年代を迎えると、インターネットが世界中で使われるようになりました。2000年代を迎えると、スマートフォンが生まれます。個人でもスマートフォンから色んな情報をすぐに見たり発信したり出来るようになりました。

情報通信技術(ICT)の進化から私達の生活はかなり大きく変わりました(情報技術革命)。特にスマホとかパソコンが普及してから、日本の中心産業も製造業からサービス業に大きく変わりました。例えば、私達の周りを見ても分かるように、インターネット上で買い物をしたり、動画配信サービスで動画を見たり、音楽配信サービスで音楽を聴いたり、オンライン上でゲームを出来るようなサービスが当たり前になっています。

情報化社会とその課題

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スマートフォンとソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が当たり前の世の中になると、世界中の人々と簡単に繋がるようになりました(情報化社会)。世界中の人々と簡単に繋がるようになると、自由に意見を言い合えたり、様々な情報を手に入れたり出来るようになりました。しかし、企業とか政府とかが私達の個人情報を管理するようになり、知らないうちに様々な場所で使われているかもしれません。また、誰でも簡単に情報を発信出来るようになると、フェイクニュースとヘイトスピーチが広がりやすくなるかもしれません。さらに、サイバー犯罪・ネット上での権利侵害も増えています。災害が起きたら、SNSで情報を素早く手に入りますが、間違った情報も同じくらい早く広がってしまいます。それから、情報化社会が進むと、情報弱者もうまれます。情報弱者は大切な情報を受け取れなくて困っています。

このように、様々な情報が溢れています。昔の出来事を本や資料でしっかり学んで、その情報が本当に正しいのかどうか見極められるようになりましょう。