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まえがき

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高等学校の地理歴史(ちりれきし)科は「世界史」「日本史」「地理」の内容で成り立っています。高校生の間では地歴と呼んでいます。

科目

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2022年度の新入生から、高校の必修科目「地理総合」「歴史総合」が新しく仲間入りしました[1]。世界・日本を地理・歴史の両面から、自分の考えを持てるようになるために、このような科目が仲間入りしました。

地理分野
歴史分野

学習方法

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2021年度までの教科

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高等学校の地理歴史は世界史・日本史・地理の3分野で成り立っています。各分野に2単位と4単位の授業があり、全部で6つの科目(世界史A・世界史B・日本史A・日本史B・地理A・地理B)に分かれました。学習指導要領で決められていて、地理歴史科が出来てから2021年まで続きました。

進捗状況の凡例
  数行の文章か目次があります。
 :本文が少しあります。
 :本文が半分ほどあります。
 : 間もなく完成します。
 : 一応完成しています。

最初に、「世界史A」か「世界史B」のどちらかは必ず取るように文部科学省の文章から記されていました。次に、「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」の中から、どれか1つを必ず選んで取るように文部科学省の文章から記されていました。

高等学校の地理歴史の科目の変遷
地理歴史科はどのように変わりましたか?
1994年度-2021年度
高等学校の地理歴史は世界史・日本史・地理の3分野で成り立っています。各分野に2単位と4単位の科目があり、必ず世界史を取らなくてはなりません。また、地理か日本史のどちらかを必ず選ぶように文部科学省から指示されました。
  • 地理A(標準単位数2単位)
  • 地理B(標準単位数4単位)
  • 日本史A(標準単位数2単位)
  • 日本史B(標準単位数4単位)
  • 世界史A(標準単位数2単位)
  • 世界史B(標準単位数4単位)
2022年度以降
2018年、高等学校の地理歴史科が新しく変わりました。必修科目の「歴史総合」・「地理総合」に加えて、選択科目の「世界史探究」「日本史探究」「地理探究」の3科目の中から、自分の好きな分野を選べるようになりました。
  • 地理総合(標準単位数2単位)
  • 歴史総合(標準単位数2単位)
  • 地理探究(標準単位数3単位)
  • 日本史探究(標準単位数3単位)
  • 世界史探究(標準単位数3単位)
高等学校の「地理総合」と「歴史総合」は必修科目ですが、その順番は問いません。なお、「歴史総合」「地理総合」は基礎から腰を据えて学べる科目です。しかし、高等学校の選択科目「世界史探究」「日本史探究」「地理探究」を取りたい場合、先に「歴史総合」「地理総合」を終わらせなければなりません。

脚註

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  1. ^ 平成30年改訂 高等学校学習指導要領 各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数