料理本/水産物
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水産物は、良質なタンパク質や必須脂肪酸を含む栄養価の高い食材です。この節では、主要な水産物の種類、選び方、保存方法、そして調理のコツについて解説します。
水産物 | |
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カテゴリツリー | |
- 主な種類
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- 白身魚:タイ、カレイ、スズキなど
- 青魚:サバ、イワシ、サンマなど
- 赤身魚:マグロ、カツオなど
- 選び方のポイント
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- 目:クリアで突出している
- えら:鮮やかな赤色
- 身:弾力があり、つやがある
- 香り:海の香りがする(生臭くない)
- 保存方法
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- 当日中に調理するのが理想
- 冷蔵保存:氷を敷いた容器に入れ、1-2日以内に使用
- 冷凍保存:-18℃以下で1-2ヶ月保存可能
- 調理のコツ
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- 焼く:皮目から焼くと身がしまる
- 煮る:アクを丁寧に取り除く
- 刺身:新鮮な魚を選び、適切な温度管理を行う
- 主な種類
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- 二枚貝:アサリ、ハマグリ、カキなど
- 巻貝:サザエ、ツブなど
- イカ・タコ類
- 選び方のポイント
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- 二枚貝:殻が閉じている、または軽く叩くと閉じる
- イカ・タコ:身が透明感があり、弾力がある
- 保存方法
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- 貝類:新聞紙などに包み、冷蔵庫で1-2日
- イカ・タコ:氷を入れた容器に入れ、冷蔵庫で1-2日
- 調理のコツ
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- 貝類:砂抜きを行い、加熱しすぎないよう注意
- イカ・タコ:短時間で調理し、柔らかさを保つ
- 選び方のポイント
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- 鮮度:透明感があり、艶がある
- 香り:海の香りがする(生臭くない)
- 保存方法
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- 生:氷を入れた容器に入れ、冷蔵庫で当日中に使用
- 茹でたもの:冷蔵庫で2-3日、冷凍庫で1ヶ月程度
- 調理のコツ
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- 殻付きで茹でると旨味が逃げにくい
- 塩茹でする際は、沸騰したお湯に入れ、短時間で調理
海藻類
編集- 選び方のポイント
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- 乾燥品:色が鮮やかで、異物が混じっていない
- 生鮮品:みずみずしく、色艶が良い
- 保存方法
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- 乾燥品:密閉容器に入れ、冷暗所で保存
- 生鮮品:水気を切り、冷蔵庫で2-3日
- 調理のコツ
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- 乾燥品は戻し時間を守り、戻しすぎに注意
- 生鮮品はさっと湯通しするだけでOK
- サラダや和え物、汁物など幅広く活用できる
水産加工品
編集- 主な種類
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- 干物:アジ、サバ、イワシなど
- 塩蔵品:塩サケ、塩タラなど
- 練り製品:かまぼこ、ちくわなど
- 選び方のポイント
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- 干物:カビや変色がなく、適度な乾燥具合
- 塩蔵品:色むらがなく、適度な塩加減
- 練り製品:弾力があり、色艶が良い
- 保存方法
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- 干物・塩蔵品:冷蔵庫で1週間程度、冷凍庫で1ヶ月程度
- 練り製品:冷蔵庫で製造日から1週間程度
- 調理のコツ
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- 干物:焼きすぎに注意し、中火でじっくり焼く
- 塩蔵品:必要に応じて塩抜きを行う
- 練り製品:そのまま食べられるものが多いが、焼いたり揚げたりしても美味しい
- 注意点
水産物は鮮度が命です。できるだけ新鮮なものを選び、適切な保存と調理を心がけましょう。また、魚介類にはアレルギーを引き起こす可能性があるものも含まれているので、注意が必要です。