- 「親族」の範囲を法定する規定である。戦後の民法改正においても明治民法の規定がそのまま受け継がれている。
- 民法のみならず、たとえば刑法の親族相盗例などの要件の解釈にも用いられる。
- この親族の範囲は法定された範囲でのみ認められるものである。例えば「勘当」などは法律上の効力を持たない。そのため、「親等」の数え方や、「血族」、「配偶者」、「姻族」の解釈が問題になる。また、「血族」は、養子縁組により親族となった「法定血族」も含まれ、その場合も6親等以内にあたる者、つまり、養親の5親等以内の血族が親族に該当する。
旧民法同条も同旨
- 左ニ掲ケタル者ハ之ヲ親族トス
- 六親等内ノ血族
- 配偶者
- 三親等内ノ姻族
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